なら歴史芸術文化村にて開催した「空間へのドローイング」の制作プロセスを体験する全3回のワークショップと成果展。

2023年10月から12月にかけて行われたワークショップでは、城下によるVRドローイングのデモンストレーションの後、ワークショップ参加者によるVRドローイングによる作品制作を行ない、このドローイングをXRクリエイターのみふくがAR化。 施設内の好きな場所でAR撮影を行なって、作品を完成させ、翌2024年1月に成果展を行った。

成果展では、ワークショップ参加者が制作した空間へのドローイングのAR写真をプリントして展示。

また展示室の3Dスキャンデータから作られた実寸のVR会場にこれらのドローイングを立体作品として配置。さらに、同時展示の「たんぽぽの家」のアーティストによる立体作品も3DスキャンによってVR内に再現し、ドローイングと組み合わせた。
このVR展示を現実の会場でVRゴーグルを付けて鑑賞してもらう事で、パラレルな世界の展示会場にワープするような体験を生み出した。