どこまで
が絵なのか
どこから絵でなく
なるのか
僕はこれは、まだ
絵だと思う
When do we start calling it “a picture”
or stop calling it “a picture” —
I think this is still a picture.
どこまで
が絵なのか
どこから絵でなく
なるのか
僕はこれは、まだ
絵だと思う
When do we start calling it “a picture”
or stop calling it “a picture” —
I think this is still a picture.
絵画の本質とはどこに存在するのか?
これは、SNSなどを通してデジタルデバイスのディスプレイで絵を見る機会が圧倒的に多くなってきているここ数年、持ち続けてきた疑問である。それは、作品のいわゆる「実物」にしか存在しないのか。ディスプレイに表示されるイメージと「絵画」の違いは何なのか。
「PICTURE」は、支持体に絵具が定着する前のまだ液体として生々しい瞬間を写真で捉え、それをプリントしたものを「絵画」として提示する試みである。この行為は、冒頭の疑問を撮影、プリント、展示という工程を経て問うものでもある。絵画の“本質”が、絵具によって支持体に塗り込められたものとするのならば、「PICTURE」は“本質”をそこから解放する。
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3冊組 ケース入り 200部限定 ナンバリング入り
「PICTURE」B5判 │20頁│中綴じ冊子│変則観音折
「FOCUS」174×261mm│40頁│上製本
「PICTURE-FOCUSに寄せて 三保谷将史」日英バイリンガル│B5判│16頁│中綴じ冊子
通常版 ¥5,900(税込¥6,490)
スペシャルエディション(ドローイング付き) ¥12,000(税込 ¥13,200)
写真|三保谷将史
デザイン|PICTURE:タナカタツヤ、FOCUS:大田高充
翻訳|松嶋友紀
英文校正|ウィリアム・スターニック
広報|松本麻依子
編集|みふくデザイン
印刷・製本|株式会社ライブアートブックス
B2サイズ / 100部限定(エディションナンバー入)
¥4,000(税込¥4,400)
技法:オフセット印刷(ダブルトーン+ニス加工)
サイズ:B2(515mm×728mm)
クレジット:絵 / 城下浩伺、写真 / 三保谷将史
デザイン:タナカタツヤ
A4サイズ
¥20,000(税込¥22,000)
エディション:5 + 2 AP
ピグメントプリント
サイズ:210 × 297mm
裏面にエディションナンバーおよび作家のサイン入り
A3ノビサイズ
¥30,000(税込¥33,000)
エディション:5 + 2 AP
ピグメントプリント
サイズ:329×483mm
裏面にエディションナンバーおよび作家のサイン入り
城下が墨汁で描き、まだ乾ききっていない状態の絵画を、三保谷が写真に撮ってインクジェットでプリントしたものを展示する企画としてスタート。その後、作品を液晶画面に表示する形態となり、当初のテーマである「描くこと/写すこと」を入れ子にする。
オンライン展示では、作品の画像を拡大できるだけでなく、VRによってギャラリーにいるかのように作品を鑑賞可能。 / 美術手帖
本展は当初、美術作家・城下浩伺が書き終えた直後の絵(墨汁で描き、まだ乾ききっていない状態)を、写真家・三保谷将史が写真に撮り、インクジェットでプリントしたものを展示する企画だった。しかし、昨今の事情に合わせてオンライン開催にシフトし、上記一連の作品が液晶画面に表示される企画となった。そこには再現や表現という言葉が浮かんでくるが、当初のテーマだった“描くこと/写すこと”とも入れ子していく。状況の大きな変化によって、“鑑賞形態の再考”という遅かれ早かれ訪れていたであろうフェーズが、思いもよらぬいまになったということ。そしてその上でオンライン開催に舵を切ったことは「PICTURE」の本質に対する城下の問いのあり方としては必然だったともいえる。 / IMA ONLINE
城下が毎日絵を描く中で、「これで完成だ!」と最初に思った瞬間の絵(画)を残すことができないかと思うようになった。自身のiPhoneで写真を撮って記録し、それらをいつか作品として展示したいと考えていたが、今回は、写真家・三保谷将史が城下の作品制作に立ち会い、作品が完成したと感じた時に三保谷が撮影、それを出力したものを展示する。
出力された作品は、絵なのか、写真なのか、そもそもどこまでが「絵画」なのか−−三保谷との協働制作を通じて、城下がここ数年抱えてきた「絵画の本質とは何か?」という疑問に迫る。 / paperC
美術作家 https://koji-shiroshita.com
京都生まれ、京都在住。京都造形芸術大学 情報デザイン学科卒業。
約10年間未発表のまま絵をかきためた後、2013年より発表を始める。
2015年、現代美術の国際コンペティション「Art Olympia 2015」5位入賞。
2014年からは関西を拠点とするクリエイターグループ「_act_」のメンバーとしても活動。
写真家 https://masashimihotani.com
大阪生まれ、京都在住。大阪ビジュアルアーツ夜間部写真学科卒業。
京都造形芸術大学 芸術学部 通信教育部写真コース 非常勤講師。
主な受賞歴に2018年度JAPAN PHOTO AWARDなど。
近年は古典的な写真技法を通し、日常にありふれる特別では無いものに焦点を当てた作品を制作。
特設サイト制作:みふくデザイン https://mifuku-design.com
ロゴデザイン:タナカタツヤ hitoto https://designsalad.net/
ステートメント翻訳:松嶋 友紀 http://pinetreetranslation.com
大阪展会場:hitoto 大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301 https://hitoto.info
福岡展会場:TAGSTÅ 福岡県福岡市中央区春吉1-7-11スペースキューブ1F https://tagsta.in/
TIMEZ(BUNSHODO HOTEL 1F) 福岡市博多区博多駅前二丁目12番13号 https://ldhd.co.jp/bunshodo/
茨城展会場:O’keeffe オキーフ 茨城県日立市相賀町5-13 http://www.okeeffe-sweets.com/
作品制作場所:京都芸術センター 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 https://www.kac.or.jp
KAGANHOTEL 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町99 https://kaganhotel.com
本事業は,「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市⽂化芸術活動緊急奨励⾦」の採択事業です。